雑穀は、糖質だけじゃない!
雑穀ごはんといえば、「穀物だし、糖質ばっかりなのでは??」
と思っていませんか??
雑穀には、もちろん糖質も含まれています。
そして、雑穀の栄養素として注目されがちなのは、「ミネラル、ビタミン、食物繊維」といったところですが、実は、雑穀には「たんぱく質」も含まれています。
たんぱく質が豊富な食材として思い浮かべるものは、肉、魚、卵、大豆製品などだと思います。
ですが、日々の食事の中でたんぱく質源となっているものがもう一つ。
それは「お米」です。
実は、主食となるご飯にもたんぱく質は含まれていて、
主食として食べる頻度が多い分、たんぱく質源となっています。
1食あたりでみると、肉や魚、卵、大豆から摂っている量のほうが多いのですが、小さな積み重ねでご飯からのたんぱく質摂取量も意外と多いのです。
さらに、ここに雑穀をプラスすると、より多くのたんぱく質を摂ることができます。
特にたんぱく質が多い雑穀は、
・そばの実
・アマランサス
・はと麦
・キヌア
・あわ
・きび
です。
中でも、そばの実とアマランサスはアミノ酸スコアが100ととても優秀です。
(※アミノ酸スコアとは…必須アミノ酸のバランスを表したもの。100に近ければ近いほど、良質なたんぱく質と言えます。ちなみに、精白米は61)
最近、たんぱく質ブームなのか、たんぱく質を強化した食品をあらゆるところで見かけますが、
主食を雑穀ごはんに変えるだけでも、日々の積み重ねで「たんぱく質 」を強化できます。
「たんぱく質が不足気味」と感じる方や、「トレーニング中だからもう少し摂りたい。」
という方は、ぜひ、主食を雑穀ごはんに変えてみてはいかがでしょうか?